- 『ムーミンパパ海へいく』と『ムーミン谷の十一月』の場面が使われたシリーズです。
『ムーミンパパ海へいく』では大きな変化が訪れ、ムーミン一家は灯台のある小さな島へと移り住みます。続く『ムーミン谷の十一月』にはムーミン一家は全くでてきてません。前作で一家は島へ移住したからです。不在のムーミン一家の帰りを待つ人々の奇妙な共同生活が描かれています。
2つの作品が制作された時期、トーベ・ヤンソンは彼女に大きな影響を与え続けた母シグネの他界を経験しました。物語に登場する暖かな言葉やイラストには、深い悲しみ、母への慕情が溢れています。彼女の強い思いが込められた海、風、光と影の精巧な線画は見る者の心を揺さぶります。
ほんわかしたイメージではないちょっとシリアスな感じも好みです。
初めてボウルを購入しましたのが思ってたよりちょっと大きく深い。