生涯、子どもをテーマに描いた画家、いわさきちひろ。
「平和で、豊かで、美しく、可愛いものがほんとうに好きで、そういうものを壊していこうとする力に限りない憤りを感じます。」(いわさきちひろ 1972年)
ちひろのあたたかい眼差しに包まれた子どもたちの絵は、いのちの輝き、平和への願いを語りかけてきます。
2024年はいわさきちひろ没後50年。
半世紀を超えてもなお優しく語りかけてくれるちひろの作品。
それらの作品のなかから今回選定した「立てひざの少年」は、誰もが知っている子どもの表情や仕草の、いちばんかわいく見える瞬間がとらえられており、
黒柳徹子氏著書『続 窓ぎわのトットちゃん』の表紙にも選ばれています。
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