津軽びいどろ

津軽びいどろ

四季を感じるハンドメイドガラス

日本の色は何色ですか?

春の桜、夏の祭り、秋の紅葉、冬の雪景色。 日本の豊かな四季彩色をガラスに入れてお届けしたい。幾千ものこだわりの色合いはそんな想いから作りだされています。「津軽びいどろ」は、坩堝(るつぼ)の中の真っ赤にとけた1500度の灼熱な世界から始まります。吹き竿で巻き取られたガラスは、津軽の職人たちの巧みな技術と技法によって、手づくりならではの柔らかな形にひとつひとつ仕上がっていきます。日本ならではの四季の色にこだわり、色を様々に組み合わせる事で、移りゆく情景のように、無限の表情を見せる「津軽びいどろ」。色とりどりの魅力あふれる「津軽びいどろ」が楽しい食事のひと時や、くつろぎの時間に、そっと寄り添えますように。

二千年以上も受け継がれる「宙吹き」の技法。

炉から竿に巻き取った真っ赤なガラスに息を吹き込み、型を使わずに成形する「宙吹き」。変幻自在にガラスへ命を吹き込むこの技法は紀元前に生まれ、北洋硝子の職人たちにも脈々と受け継がれている。目が焼けるような熱さの炉で焼き戻しては形を整え、竿の動きでガラスの状態を感じ、絶えず竿を回し続けながら形作っていく。熟練の職人であっても、少しずつ仕上がっていくガラスを相手に語りかけるように向かい合う。一つひとつを丁寧に、技を尽くして生み出されるからこそ、『津軽びいどろ』の輝きには ぬくもりが垣間見える。

津軽のてしごと

漁業の浮玉づくりから、暮らしを彩るガラスづくりへ。

多彩な色ガラスで日本の美しい四季を表現する『津軽びいどろ』。その豊かな色やかたちを生み出す北洋硝子は、もともとは漁業で使うガラスの浮玉を製造する工場だった。いまのような花瓶や食器などをつくり始めたのは1970年後半。プラスチック製の浮玉市場が大きくなるにつれ、浮玉の製法を活かした製品づくりを模索したことが始まりだった。丈夫で確かな品質の評価を得て、1973年には国内トップの生産高にまでなった北洋硝子の浮玉。その製造で培った「宙吹き」 の技法からは、手しごとならではのぬくもり溢れるかたちを生み出すことができた。そして心が落ち着くような素朴で美しい色合い。きっかけは津軽半島西側にある七里長浜の砂を原料に握り加えたところ、えも言われぬ深みのある緑色が生み出されたことであった。以来たくさんの色合いを生み出し、多くの技法に取り組んだ職人たちによって『津軽びいどろ』は脈々と作り続けられていく。

職人を訪ねて

誰かのひとときを思いながら色を生み出す喜び。

『津軽びいどろ』を始めた頃は、青森の自然を題材とした作品 づくりのために色を考えていたという。実際に海や山を訪れたり、写真を見たりしながら決めていった色は、いつしか四季 表現できるほどに豊かになっていった。現在の工場長である中 川洋之はその当時から色の調合に携わり、いま北洋硝子で扱われている100以上もの色の調合や新しい色の開発を務めている、『あおもりマイスター』のひとりである。ひとつの製品に対して色がたくさんあることは、手しごとという側面から考えると実は効率的なことではない。けれども、家族一人ひとりが好みの色を選んで使えることや、色を揃えることで生まれる満足感は、それを手間とは思えないほどの価値があると中川はいう。「色や柄をすべて集めました」「次のシリーズも楽しみです」という声が届くたびに、もっと良い色、ここにしかないものをめざしたいという情熱が溢れていく。

職人を訪ねて

Collection コレクション

  • 津軽びいどろ工房 古来より受け継がれた「宙吹き」の技法による、手づくりならではの柔らかな形と色合せの美しさを持つ「津軽びいどろ工房」。かつて津軽びいどろの作家として活躍した大川薫、秋村実が表現した津軽の豊かな四季を引継いだシリーズ。 詳しくはこちら

Interior インテリア

  • フリル花器 高温で柔らかいガラスを宙空で瞬時に仕上げるフリルの形。どれ一つとっても同じ形にならないガラスの花びらが特徴。 詳しくはこちら
  • 彩手鞠 りなす四季の移ろいを彩り鮮やかに散りばめました。ガラスの厚みで光を閉じ込め、色を反射します。小さなお花に合う、手のひらサイズの花入れ。 詳しくはこちら
  • ミニ花器 安定感のある形状は気軽にお使い頂けます。インテリアになじみやすいサイズで、シーンに合わせて選べる色展開です。 詳しくはこちら
  • 水盤 ガラスの柔らかな質感は、昔からの製法である宙吹きのテクニックで透明感のあるガラスプレートに。水面を眺めながら花を見せる生け方は見た目に涼しげです。ゆとりとくつろぎをもたらす水盤を暮らしに取り入れてみては。 詳しくはこちら

Tableware テーブルウェア

  • 12色のグラス 色鉛筆のようなタッチで描かれた色。 色を組み合わせて移ろう風景に重ねていく。ノスタルジックな気持ちへ導かれる美しい色の世界。日本の美しい色合い「和の伝統色」をイメージした12色のグラスです。  詳しくはこちら
  • ふくらぐらす ふっくら丸いフォルムと軽さが持ち易く、口当たりも良い薄づくりのグラスです。華やかな色合いと可愛らしさがくつろぎのひと時を豊かに彩ります。 詳しくはこちら
  • 津軽びいどろ NEBUTA 東北三大夏祭りのひとつである「ねぶた祭り」の鮮やかさを8色の色ガラスに映しとりました。ガラスの透明感と多彩な色が響き合います。 詳しくはこちら

Gift set ギフトセット

  • りんご 青森を代表する果実の「りんご」。そのかわいらしい形と色合いをガラスに映しとりました。りんごは幸せの象徴とも言われ、多くの人に親しまれているモチーフ。 詳しくはこちら
  • 線立ライン シンプルな縦のラインとフロストされたガラスがモダンな表情。美しい色彩で、ハレの日やおもてなしなどにも良く合います。 詳しくはこちら
  • ミニグラスセット 色とりどりが楽しい、ミニグラスの詰め合わせです。色を選ぶ愉しみや、利き酒をお愉しみ頂けます。珍味入れとしてもぴったり。 詳しくはこちら